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DNニュース

2006年10月10日

シャープ、トウモロコシ原料の速乾性の樹脂塗料を開発

 シャープは、関西ペイントが開発したトウモロコシのデンプンを主原料とした植物系樹脂塗料を進化させ、乾燥時間を1/2に短縮し塗装工程を簡易化した塗料の実用化に成功した。石油などを原料とする一般的な塗料は焼却時に大量の二酸化炭素を発生させるが、植物系樹脂塗料は燃焼時に発生する二酸化炭素が格段に少ない。
 シャープと関西ペイントは、2004年に植物系樹脂塗料の開発に着手し、2006年から液晶テレビのスタンド部分の塗料に採用した。これまでの塗料は主剤と硬化剤を混合して化学反応により主剤を固化させてきたが、新しい植物系樹脂塗料では硬化剤を使用せずに溶剤の揮発により主剤が固化するように、主剤のデンプンを改質した。これにより従来摂氏60度で30分かかった乾燥時間を、50度で15分に短縮することが可能になった。
 シャープは10月から、この塗料を亀山第2工場における液晶テレビのスタンドに採用し、今後は冷蔵庫、エアコン、洗濯機などへ採用を広げる意向。関西ペイントも新しい塗料で、新市場の開拓を開始する。

 



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