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DNニュース

2006年10月12日

慶應大、4K映像と多チャンネルオーディオの遠隔同期・再生実験に成功

 慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(DMC機構)は、ハイビジョンテレビの4倍以上の高精細な4K映像と多チャンネルのオーディオ信号を、米国サンフランシスコのルーカス・フィルム・シアターに伝送して同期・再生する実験に成功し、高品位な映像と音声の遠隔制作や再生が可能なことを実証した。この実験は慶應義塾大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)、南カリフォルニア大学(USC)から映像と音声信号を伝送し、リアルタイムに同期させて再生する世界初の試みで、全米音響学会(AES)の技術者やルーカス・フィルムの関係者など約300名が立ち会った。
 米国側の実験では、UCSDとUSCがコンピュータ・グラフィックスによる4K映像と音響用の標準タイムコード(SMPTE Time code)をルーカス・フィルム・シアターに伝送し、シアターで24チャンネルのオーディオをミックスして同期再生した。慶應義塾大学は、研究用高速光ネットワーク(WIDE、JGN2、CENIC)とNTTのJPEG2000 CODECを使用して、東京・三田から学生オーケストラ(ワグネルソサイエティ)の演奏の4K映像と8チャンネルオーディオを伝送し、シアターでリアルタイムミキシングを行い臨場感の高い映像と音響効果を再現することに成功した。今回の実験結果から、遠隔編集や海外のコンサートなどをリアルタイムで劇場映画化する技術が発展する見通しとなった。


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