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2006年11月10日
日本GEプラスチックス、真岡工場内に総合技術研究所を開設

秦社長
日本GEプラスチックスは8日、国内顧客のエンジニアリングプラスチック(エンプラ)用途開発に対応するため、真岡工場(栃木県真岡市)の敷地内に「日本GEプラスチックス株式会社総合技術研究所(JTC)」を開設した。GEプラスチックスグループのグローバルアプリケーションテクノロジー(GApT)センターとしては7カ所目で、アジアでは上海、バンガロール、ソウルに次いで4カ所目となる。
JTCは、3階建、延べ床面積3700平方メートル。新プラスチック材料開発を行う「グローバル・プロダクト・テクノロジー」、新規用途開発を担当する「グローバル・アプリケーション・テクノロジー」、新規調色サービスを行う「カスタマー・イノベーション・センター」、技術サービスの4つの技術部門に、約70人の技術者を集約。材料技術/金型技術/成形技術/デザイン/製品試験など、技術・顧客サービスのワンストップ・ショップを目指す。
設備投資は、建屋、設備を含めて総額約10億円。クリーンルーム内に設置した光ディスク用を含めて射出成形機6台、電線被覆用押出し設備、各種化学分析機器、性能や寿命の検証に用いる各種試験機器など、最新の加工、評価設備を備える。本館裏の別棟には、日本、欧州の自動車アセスメントに対応した自動車関連衝撃試験設備を設置。3階にはショールームがあり、同社のプラスチック素材を用いた製品事例を展示している。
GEプラスチックスグループは、一つの新規用途開発テーマにつき1カ所のGApTセンターをセンター・オブ・エクセレンス(COE)拠点として開発を進めている。JTCでは、塩化ビニル代替となる変成ポリフェニレンオキサイド(PPO)樹脂を用いたエコ電線、日本、欧州の歩行者保護基準に対応する自動車用部材、ハイエンドの光学プラスチックレンズなど5つの開発テーマがある。
また真岡工場では、JTCの開設に合わせて全ての製品のコンパウンド生産に対応できる設備を2ライン導入した。JTCで行った顧客の評価結果に即座に対応して生産に入ることも可能で、少量多品種生産に最適な設備となっている。
秦孝之社長は「日本の顧客は、自動車、電気・電子、半導体分野などで業績を拡大している。JTCの開設で、日本のトップメーカーの求める革新的な材料、高品質で迅速な技術サポートに応えると共に、エンプラ用途開発の可能性を大きく広げて行きたい」と話している。
(朴尚洙)
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| 日本GEプラスチックスの総合技術研究所 |
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3階のショールーム |
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