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DNニュース

2006年12月05日

三菱電機、超高精度微細穴放電加工機を発売

三菱電超高精度微細穴放電加工機
VH10(FH電源搭載)

 三菱電機は、直径が1mmの数分の1から数10分の1の微細な穴を高速高精度に加工する「高精度細穴専用放電加工機VH10」で高速性能を高めたFH電源搭載機を発売した。高精度細穴専用放電加工機は、微細化する金型や自動車や航空機の部品に、直径1mmの数分の1から数10分の1の細穴を高精度に加工するために利用されている。
 三菱電機は、加工液に水を使用する新開発の微細穴専用高速加工電源のFH(fine hole)電源をVH10に搭載することにより、直径0.15mm以下の微細穴の加工速度を従来のVH10より1.5倍から2倍に向上させた。厚さ0.8mmの鋼板に直径0.08mmの微細穴を加工する場合、40秒から50秒かかっていた加工時間を約25秒に短縮し、加工精度も従来の4ミクロンから2ミクロンに改善することができる。
 FH電源は無電解回路方式で、ドリルでは加工が困難な超硬合金の加工に対応でき、傾斜面、曲面、シャープペンシルの芯のようなもろい材料の加工も行うことができる。また、標準装備の微細電極自動送り出し機能とオプションのATC(電極自動交換装置)を組み合わせると、厚さ0.3mmの鋼板に直径0.04mmの微細穴を1万個以上連続加工できる。価格は税別で2,800万円で、年間10台の生産を予定している。

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