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DNニュース

2006年12月14日

日本精工、高温環境下で静音、長寿命の冷却ファンモーター向け軸受を開発

日本精工の高温用静音長寿命玉軸受

 日本精工は、電子機器内にある半導体チップなどの冷却に用いるファンモーター向け軸受の新製品として、新開発のグリースを採用により高温時の音響寿命(軸受から発する音のレベルが一定の閾値を超えるまでの時間)を従来比2倍以上にするなど性能を大幅に向上した高温用静音長寿命玉軸受を開発し、サンプル出荷を開始した。2007年度には年間20億円の売上げを目指す。

 同製品は、高温環境下でも静音性能を持続して発揮できる冷却ファンモーターを実現するために開発された。新開発のグリースは、基油、増ちょう剤の耐熱性を向上し、最適な添加剤を配合することで、同社の現行高温仕様品に比べて高温(120℃)での音響寿命が2倍以上になった。また、グリースの製造工程を工夫することで増ちょう剤の分散性を改善し、グリースノイズ(軸受回転中にグリースの増ちょう剤のかたまりを噛み込んだ時に発する音)を高温仕様品の70分の1に低減。さらに軸受使用を見直すことにより、摩擦損失が高温仕様品の4分の1、標準温度品よりも良好な性能を達成した。

 現在、PCの小型化やAV機器の大型化などにより電子機器内の発熱量が増加していることから、高温環境での冷却ファンモーター採用が増加している。



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