DNニュース
2006年12月14日
GEプラスチックス、耐熱、耐薬品、
機械特性に優れる非結晶性樹脂を新開発
チョート ディレクター
GEプラスチックスは13日、非結晶性樹脂の新シリーズとして、耐熱性、耐薬品性、機械特性に優れる熱可塑性ポリイミド(TPI)樹脂「Extem」(エクステム)を開発したと発表した。サンプル出荷もすでに開始している。自動車、航空・宇宙、半導体製造プロセス、電子機器、オイル・ガス加工など広範な分野で、金属素材やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂の代替、金属との複合製品での展開を目指す。
同製品は、非結晶性の熱可塑性樹脂でありながら、ガラス転移温度が260〜310℃、連続使用温度が230℃という高耐熱性、従来の熱可塑性ポリイミドでは難しかった塩素系溶剤への耐薬品性、高温時での優れた機械特性を実現した。さらに、高機能スーパーエンプラとして一般的なイミド系熱硬化性樹脂やPEEKなどの結晶性樹脂と比べて、熱硬化などの二次加工やフィラーなしに、通常の射出成形で加工できるので、コスト性能に優れる。
LNP&Ultemのキム・チョート パシフイック・マーケティング・ディレクターは「ポリエーテルイミド(PEI)樹脂『Ultem』を製品化した1984年から約20年ぶりの新製品になる。製品化までに、新しいモノマーと生産技術の開発と検証、量産体制の確立までに13年を要した。イミド系熱硬化性樹脂や結晶性樹脂に比べ、生産性と寸法安定性に優れており、金属材料の市場へプラスチックの需要を拡大するための重要な製品になる」と話している。
グレードは、ガラス転移温度により「UH」と「XH」の2種類がある。価格帯は「PEEKとポリエーテルスルホン(PES)の間」(チョート ディレクター)に設定している。
(朴尚洙)
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GEプラスチックスの新樹脂製品Extem
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| 従来の樹脂製品の中でのExtemの位置付け |
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