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DNニュース

2006年12月15日

ヤマハ発動機IMカンパニー、新営業・技術棟が完成、生産能力も増強へ

岩塚バイスプレジデント

 表面実装機や単軸・直行ロボットを扱うヤマハ発動機・IMカンパニーは、このほど完成した早出工場(静岡県浜松市)の新営業・技術棟を公開した。約12億円を投資して、延べ床面積が従来比1.8倍の7,200m2まで拡張し、デモ・開発機能を大幅に充実させた。さらに、早出工場から二輪車マフラー製造部門が移転することを受けて、2007年6月までに従来比約1.5倍となる生産能力増強と、製品別での集約による効率化を行うことも発表した。

 実装機事業担当の岩塚佳久バイスプレジデントは「これで早出工場はIMカンパニーの専門サイトとなり、より効率的な事業運営が可能になる。さらに、07年春から出荷する部品搭載速度が毎時10万5,000チップの高速実装機などの新製品、ヤマハ発動機本体が上海に設立した中国現地法人を活用した現地代理店支援の強化などにより、5年後には生産能力増強と同等以上の成長を達成したい」と話す。

 新棟は、鉄骨4階建てで、表面実装機事業の営業・技術機能を集約している。同カンパニーが営業・技術棟として旧来から使用していた、1号館と2号館のうち、1号館を取り壊して2号館を拡張する形で建設した。デモ・商談スペースとなる1階とメカ設計を行う2階がそれぞれ従来比2倍の2,000m2、電気設計、ソフト開発を行う3階と営業の4階がそれぞれ1.6倍の1,600m2。高速実装機の開発に対応するため、床の耐荷重を従来比2倍の1トン/m2に強化している。環境対応としては、太陽光発電設備(33kW)や既存部分を含めて壁内に断熱材を導入し、屋上緑化も行った。

 工場の効率化と拡張では、3号館と5号館に分かれていた実装機の組立スペースを5号館に集約し、顧客向けのトレーニングルームも拡張する。3号館はロボット組立を集約するだけでなく営業・技術オフィスを新設して、生産、販売、技術一体の工場とする。マフラーを製造していた6、7号館では、6号館で電動車椅子の組立と、実装機、ロボット用ユニットの加工を行い、7号館は仕掛品などの倉庫にあてる。総延べ床面積は従来比1.4倍の1万7,180m2、月産能力は実装機が450台、ロボットが3,000台、電動車椅子が1,200台とそれぞれ従来比1.5倍となる。
(朴尚洙)

ヤマハ発動機IMカンパニーの新営業・技術棟

デモルームを含め1Fは2倍の広さに



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