News Center

産総研、曝露リスク評価大気拡散モデルADMER ver.2.0を開発

[issued: 2007.01.16]

この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る

 産業技術総合研究所化学物質リスク管理研究センターは、化学物質の広域大気濃度分布や曝露人口分布を予測するADMERの最新版(Ver.2.0)を開発し、無償配布を開始した。化学物質の曝露リスクは観測データに基づいて評価されてきたが、地域の広さや物質種の多さなど観測では対応できない問題を抱えていた。産総研は、化学物質の大気中の濃度を排出量と気象条件から計算するソフトウエアADMER(産総研-曝露・リスク評価大気拡散モデル)を開発し、 2003年にWebサイトから無償でダウンロードできるようにしていた。ただ、空間解像度が5km×5kmと広域であったため、発生源の近傍の濃度推定や曝露人口の推定が難しかった。
 ADMER Ver.2,0は100m×100mのサブグリッド解析機能を組み込み、発生源と評価地点が近い場所での予測精度を大幅に向上させている。また、地理情報システム(GIS)を導入し、地図の縮小拡大移動、観測地点の登録、行政の境界や道路などの背景画像をレイヤー表示できるようにした。新しいADMERでは、評価地域の人口、土地利用、交通量などの統計データ、気象データをWebサイトからダウンロードして更新することが可能になり、さらに自治体などの要望に応えるため当該市区町村における排出量や濃度を自動計算する機能を追加した。
 ADMERの開発はNEDOからの受託研究「リスク評価、リスク評価手法の開発および管理対策のリスク削減効果分析」の一環として行われている。産総研は1月22日に東京ビッグサイトでADMER Ver.2.0に関するワークショップを無料で開催するため、「 "target="_blank"> http://www.safe.nite.go.jp/risk/entry.html 」 で申し込みを受け付けている。


図1.新たに開発したADMER Ver.2.0の特徴

図2.サブグリッド解析機能のしくみ




この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る

Sponsor Links

Partner Solutions

DNJ RESOURCE CENTER

PTCジャパン株式会社
【PTC/Mathcad】表計算ソフトを越えて計算の作成と文書化に適したソリューションへの移行

資料一覧を見る この資料をダウンロード