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独SiemensA&D、米UGSを買収(続報)
日本市場にも注目

[issued: 2007.01.29]

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 独Siemens Automation and Drives (Siemens A&D、ニュルンベルグ)は1月25日、PLM (製品ライフサイクル管理)のソフトウエア/サービス大手の米UGS(テキサス州プラーノ)を35億ドルで買収すると発表したが、買収の主な狙いが、自動車、半導体、化学などの製造分野で、機械設計領域と自動化・プロセス制御設計の統合化を加速化し、「デジタル・ファクトリとリアル・ファクトリの統合」によって、PLMソフトとハードの統合ソリューションをパッケージで販売できる体制を構築することにあることが明らかになった。Siemens A&DのHelmut Gierseグループ・プレジデントが語った。

 また同氏によれば、Siemens A&D はUGSの地域的収益分布で、特にUGSが米国市場で40%、日本市場で10%の収益をあげていることに注目。買収決定に際してはUGSルートを通じて Siemens A&Dがこれら日、米市場の自動車産業、航空産業などに参入する強い意図が働いたことも明らかにした。UGSは日本では日産自動車、米国では Ford、GM、Daimler Chrysler、Boeing、Lockheed Martinなどの有力顧客を抱えており、ファクトリ自動化の事業拡張に格好のターゲットとなる。

 Siemensが注目したのがUGSのPLMポートフォリオのなかでもTechnomatixの「デジタルファクトリ」アプリケーションの成長性。 UGSはすでに「デジタルファクトリ」では世界シェア31%(第2位)、cPDMで14%(第1位)、CAD、CAE、CAMをあわせたCAxで18% (第2位)のシェアを持つが、業界予測では今後2011年までの成長予測でPLM全体が年率7~9%成長する中で、「デジタルファクトリ」の成長率が 20%と最も高い。Siemensはこの成長性に注目し、同社の収益エンジンであるファクトリ・オートメーション事業、成長エンジンであるプロセス・オートメーション事業との融合を推進する決定を下した。Gierseグループ・プレジデントは、同社が今回パートナーシップでなく買収という手段をとった理由を「(開発機械設計と製造との間の)煩わしいインターフェース問題を解消してシームレスな統合を加速化し、同分野で先行するため」と語った。

 このためSiemens A&DはUGSを自社組織に完全に統合化する方針で、統合後「ビジネスユニットとして米国に拠点を置く」方針だ。





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