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NTTドコモ、第4世代移動通信向け実験で5Gbpsパケット伝送に成功

[issued: 2007.02.14]

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 NTTドコモは、第4世代移動通信システム向けの屋外伝送実験で、下り最大約5Gbpsのパケット信号伝送に成功したと発表した。2006年12月25 日に神奈川県横須賀市光が丘において、基地局から100MHzの帯域幅で信号を送信し、時速約10kmで走行している移動局装置で受信してから、受信信号の復号処理を行った結果、最大約5Gbpsのパケット信号伝送を達成したことを確認したもの。

 同社は、2005年12月14日に最大2.5Gbpsのパケット伝送に成功しているが、今回は実際のセルラ環境における電波干渉を考慮して、限界と想定される伝送速度を実証するために実験を実施した。

 今回の実験では、複数のアンテナから異なる信号を同じ周波数で同時に伝送する「MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)多重アンテナ」を前回の倍の12本に増やし、エリア環境の通信状況に応じて拡散率を制御して均質の高速無線パケット通信を実現する「VSF-Spread OFDM」(Variable Spreading Factor-Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing:可変拡散率-拡散直交周波数分割多重)、さらにデータを送信信号に変換して位相と振幅が異なる64通りの組み合わせで表現する「64QAM変調」、独自の信号処理技術で演算量を約15分の1に軽減した「最尤判定法」を適用することで、最大約5Gbpsの信号伝送に成功した。

 これにより、単位時間、単位周波数帯域あたりに送信できるビット数である周波数利用効率は、前回の25bps/Hzから50bps/Hzに向上したことなる。

 尚、詳細については、2月12日からスペインのバルセロナで開催されている「3GSM World Congress 2007」で紹介している。


5Gbpsパケット信号伝送実験で採用した主要技術(イメージ図)




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