JR東海は16日、小牧研究施設・機能材料研究所において、薄型ディスプレイや太陽電池に用いられる「金属酸化物薄膜」を低コストかつ簡易に製造する技術を開発したと発表した。
今回開発した製造方法は、真空環境が必要だった従来の方法と異なり、基板を特殊な溶液でコーティングし、その後高温で焼成することにより金属酸化物薄膜を形成できる。スパッタリング装置などが必要な真空環境には数十億円の投資が必要になるが、新製造法では数千万円ほどの設備で生産することができる。
この製造方法は、様々な金属や異種金属の混合物の酸化物薄膜を製造することができ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、タッチパネル、太陽電池などの製造コストの削減に寄与できるという。また、汎用性が高いため、カメラ用レンズやメモリ、自動車のヘッドライトなどにも適用可能な材料を製造することができる。
同社の機能材料研究所は、2003年に光触媒の発見者である神奈川科学技術アカデミーの藤嶋昭理事長(東大特別栄誉教授、日本化学学会会長)を所長に招聘し、新材料の開発に着手している。
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JR東海、小牧研究施設で金属酸化物薄膜の低コスト製造技術を開発
[issued: 2007.02.19]
JR東海の開発した金属酸化物薄膜製造法は、従来法に比べて投資コストを大幅に削減する












