三菱製紙は、蓄熱材料「サーモメモリー」の新製品として、電子機器などの熱対策(昇温抑制)に適した58℃保持用の「サーモメモリーゲル」と、血液製剤など精密な温度管理を求められる医療用向けの22℃保持用タイプを発売する。サーモメモリーの対応温度域は、従来の9℃、16℃、25℃、31℃、39℃ に加えて7種類となった。
サーモメモリーゲルは、粉体状のサーモメモリーパウダーをシリコンゴムベースに練り込んだもので、柔軟性と密着性に優れ、電子機器などの発熱部位に装着することができる。電子機器に装着すると、周囲の温度が58℃を挟んで上下に急変動しても、メモリーゲルの温度を58℃近辺に保持するため、「急激な温度上昇の緩和(ピークカット)」、「過熱による温度上昇の遮断」、「温度変動の平準化」などに活用することができる。また今後はこのサーモメモリーゲルの商品形態で、他の保持温度(9℃~39℃)の製品も投入して行く予定だ。
医療用低温保持向けの製品は、サーモメモリーパウダー(粉体)とサーモメモリースラリー(分散液)で、血小板などの血液製剤の定温保持や輸送時などの精密な定温保持向けに活用できる。市販の保冷ボックスなど断熱性の容器との組み合わせで、周囲の温度に左右されずに22±2℃の範囲を24時間以上維持することができる。
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三菱製紙、電子機器向け昇温抑制材料を発売
[issued: 2007.03.26]
サーモメモリーゲルの外観(左)と使用例
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連絡先:三菱製紙 開発事業部 蓄熱材料事業室
TEL:03-3213-4901



