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日産自動車、環境性能と動力性能を向上するエンジンをグローバルに投入

[issued: 2007.04.02]

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 日産自動車は、エンジンバルブの作動角とリフト量を連続可変制御する「VVEL」と「C-VTC(連続可変バルブタイミングコントロール)」を組み合わせることで、高レスポンス、高出力、低燃費、クリーン排ガスを実現するエンジンをグローバルに投入開始すると発表した。2007年4月にニューヨークオートショーで発表するインフィニティG3クーペが初採用機となる。

 VVEL(ブイベル:Variable Valve Event & Lift)は、アクセルペダルの踏み込み量に応じて、エンジンの吸気バルブの作動角とリフト量を連続的に可変制御する。吸気量を最適化することにより、吸気抵抗を低減し、吸入空気の応答性を大幅に向上できるため、動力性能と環境性能を同時に向上することが可能になる。さらにC-VTCと組み合わせることで、バルブのリフト量・作動角・位相の全てを制御できることになり、バルブタイミングとリフト量の自在な制御が可能となる。

 またVVELは中低負荷運転時に吸気バルブのリフト量が小さく、カム駆動シャフトの摩擦抵抗が低減され、低回転時では吸気バルブの開時間が短くなり混合気の吹き返しを排除する。これにより、中低負荷運転時に大きな燃費向上効果を引き出し、低回転時には吸気の無駄を排除しつつトルクを向上することができる。吸気バルブのリフト量が小さい低負荷運転時では、吸気流速が上がり燃料が微粒化するため、ハイドロカーボンの排出量も低減される。同社は、VVELを中低負荷運転の多い大排気量・多気筒エンジンの燃費向上に適した技術として、今後も直噴技術との組み合わせなどでさらなる燃費向上を目指す。

 同社は2006年12月にCO2排出量を約10%低減させる新技術としてVVELを発表し、2007年にグローバルに搭載する計画を公表していた。


VVELのシステム構成。ドライブシャフトの回転運動を、ロッカーアームとリンクでアウトプットカムに伝え、吸気バルブを押し下げる。またDCモーターでコントロールシャフトを回転させ、リンクの支点を変えてアウトプットカムの動きを変化させる。この結果、バルブリフト量を連続的に変化させることが可能となる




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