日本ムーグは26日、自動車や航空機の耐久、疲労、振動、衝撃などの各種性能試験を制御する汎用試験制御装置「SmarTEST ONE(スマーテスト・ワン)」の国内販売を開始した。装置単体だけでなく、試験システムに組み込んでの展開も進め、国内市場で年間100台の販売を計画している。
SmarTEST ONEは、グループ企業のオランダMoog FCS社が航空宇宙分野で展開している大型多チャンネル制御装置の技術を応用した、独立型の汎用試験制御装置。Moog FCS独自の制御ループを採用しており、4軸ロードシミュレータや3、4自由度サスペンション試験装置など、複雑な制御が必要な試験装置を、最大4チャネルまで制御できる。他にも、リアルタイム解析を実現する内蔵データレコーダ機能、供試体や試験データを保護する安全機能、試験装置の故障診断機能なども備える。緊急停止時の記録機能により、試験の中断原因を解析できるので、長期間連続での無人試験にも対応できる。製品や素材別に必要となる追加ソフトウエアもオプションとして用意した。寸法は幅450mm×奥行き280mm×高さ177mm。
Moog FCSは、前身のFCS Control Systems社が2005年に米Moog社に買収される以前から、自動車・航空宇宙向けの完成品試験システムで高い実績を持ち、それらの制御技術を応用した試験制御装置SmarTESTシリーズを展開していた。「これまでSmarTESTシリーズの国内採用はなかったが、日本ムーグの販売網とサポート力を生かすことで展開を加速したい」(日本ムーグ)という。
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日本ムーグ、自動車・航空宇宙試験システム用の汎用制御装置を発売
[issued: 2007.04.27]
日本ムーグのSmarTEST ONEとその接続例
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