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森精機、加工時間を最大約40%短縮できる複合加工機を開発

[issued: 2007.05.11]

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 森精機製作所は、モーターを内部に組み込んだBMT(ビルトインモーター・タレット)を全刃物台に搭載し、加工時間を従来比で最大約40%短縮できる複合加工機「NZシリーズ」を開発し、5月から受注を開始した。自動車部品、電気・通信機器、油圧・空圧機器などのバー材、フランジ、シャフトの量産加工用を中心に展開し、月産15台を予定している。価格は、チャックサイズ6インチで3刃物台全てにY軸機能とBMTを搭載した「NZ1500T3Y3」が3,690万円。

 NZシリーズは、チャックサイズが6インチ対応のNZ1500、8インチ対応のNZ2000の2種類があり、2つの刃物台・Y軸機能無しから、3つの刃物台・3つのY軸機能までを選択することで10機種のラインアップとなっている。BMTの性能は、回転工具主軸でクラス最大出力の7.5kW、最高回転速度は毎分6,000回転(オプションで毎分1万2,000回転)で、重切削性、高速性を両立する。また1刃物台に16本の工具を取り付けることができ、最大48本の工具の取り付けが可能なので、少ない段取り替えで長時間の無人運転を実現できる。切りくず処理性を考慮した装置構造や、3次元干渉チェック機能の搭載により、連続運転性能の向上や段取り作業の簡素化も可能にしている。

 3刃物台全てにY軸機能とBMTを搭載するT3Y3タイプは、3刃物台での同時加工により圧倒的な工程集約を実現しながら、さらに回転工具による重切削、高速加工も可能で、従来の2刃物台2主軸に比べて加工時間を約40%短縮できる(NZ1500 T3Y3の場合)。


森精機の複合加工機NZ2000 T3Y3の外観(左)と機械構造




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