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RoHS試験法、07年末に国際標準確定へ
[issued: 2007.05.25]
2006年7月から施行されている欧州連合(EU)のRoHS指令の試験法について、2007年末に国際標準が確定する見通しとなった。このほど島津製作所が開催したセミナー「REACH規制と中国版RoHSの最新動向と取り組み方」の講演で、RoHS試験法の国際標準規格「IEC62321」を策定している、国際電気標準会議(IEC)のTC-111/WG-3の日本代表委員を務める同社分析計測事業部X線/表面ビジネスユニットの山下昇部長が明らかにした。
TC-111/WG-3は、蛍光X線によるスクリーニング分析と精密定量による2段階方式を基本にIEC62321の第1版を作成したものの、六価クロムと臭素系難燃剤の精密定量の測定信頼性に問題があるとして、06年10月の第1回投票では欧州諸国を中心に否決されていた。しかしすでに施行されているRoHS指令の標準的な試験法のない期間が長引くことを避けるため、第2版の討議が進んでいた。
5月上旬にシカゴで開催した会議では、六価クロムと臭素系難燃剤の試験法については、Informative Annex(付属参考資料)として添付し、国際標準に組み入れないことを決定した。第2版では、蛍光X線によるスクリーニング、ICP発光分析法などによる精密定量、含有する臭素総量の分析が採用される。11月の第2回投票で承認されIEC62321として確定すれば、08年春からは運用に入る見込みだ。山下部長は「2年後の改訂では、六価クロムと臭素系難燃剤の試験法についても国際標準に組み入れるようにしたい」と話している。
(朴 尚洙)
TC-111/WG-3は、蛍光X線によるスクリーニング分析と精密定量による2段階方式を基本にIEC62321の第1版を作成したものの、六価クロムと臭素系難燃剤の精密定量の測定信頼性に問題があるとして、06年10月の第1回投票では欧州諸国を中心に否決されていた。しかしすでに施行されているRoHS指令の標準的な試験法のない期間が長引くことを避けるため、第2版の討議が進んでいた。
5月上旬にシカゴで開催した会議では、六価クロムと臭素系難燃剤の試験法については、Informative Annex(付属参考資料)として添付し、国際標準に組み入れないことを決定した。第2版では、蛍光X線によるスクリーニング、ICP発光分析法などによる精密定量、含有する臭素総量の分析が採用される。11月の第2回投票で承認されIEC62321として確定すれば、08年春からは運用に入る見込みだ。山下部長は「2年後の改訂では、六価クロムと臭素系難燃剤の試験法についても国際標準に組み入れるようにしたい」と話している。
(朴 尚洙)
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