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デンソー、中国にコモンレールシステムの生産工場を新設

[issued: 2007.06.19]

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 デンソーは、中国・江蘇省常州市にコモンレールシステム(ディーゼル車用燃料噴射装置)の生産工場を新設する。10月に着工し、2008年8月に完成する予定で、総投資額は約40億円。中国市場で需要の伸びている大型ディーゼル車向けを中心に09年7月から生産を開始し、12年度に約180億円の売上高を目指す。

 名称は「電装(常州)燃油噴射系統有限公司」で6月1日に設立済み。資本金約28億円(2540万ドル)はデンソーグループが100%出資する。新工場は江蘇省常州市の常州国家高新技術産業開発区内にあり、延べ床面積は1万9,800m2。従業員数は12年度時点で約450人を計画している。現地トップの総経理には、電装(広州南沙)有限公司副総経理を務める貴船貢氏が就任する。

 デンソーは、コモンレールシステムと関連部品の生産を、国内は愛知県西尾市の西尾製作所と善明製作所、福岡県北九州市にある子会社・デンソー北九州製作所、海外はハンガリーとタイで行っている。07年3月期のコモンレールシステムの売上高は、前年度比38.8%増の1680億円。

 コモンレールシステムは、超高圧化した燃料を電子制御噴射することにより、ディーゼルエンジンの排出ガス中の有害成分である粒子状物資(PM) や窒素酸化物(NOx)の発生を抑制する自動車部品。ディーゼル車のガソリンエンジン車と比べて二酸化炭素(CO2)排出量は少ないもののPMやNOxが多いという課題を解決できることから需要が拡大している。デンソーは、06年11月にハンガリーでの増産計画を発表するなど、トップシェアの独 Robert Bosch社を追って生産体制を拡充している。



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