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アルパイン、NECのPDMで製品開発効率を30%向上

[issued: 2007.06.27]

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 NECは26日、同社のPDM(Product Data Management)システム「Obbligato II(オブリガートツー)」を使って、カーナビ大手アルパインのグローバルPDMシステムを共同構築し、世界4極での分散開発などの効果によりアルパインの製品開発効率を30%向上したと発表した。今後NECはPDM市場が拡大している中国を含めてグローバルでObbligato IIの拡販を進め、3年間で50社への販売を目指す。

 アルパインは、北米、欧州を中心に全売上高の85%を占めるなど拡大する海外市場に対応するため、販売、生産だけでなく、設計についても海外シフト進めている。国内で行う高度な製品企画やベースモデルの設計、海外で行うローカルモデル設計を効率よく分散開発するためには、技術情報、部品情報、構成情報、コスト情報、開発進捗状況などをリアルタイムで共有化する必要があった。

 今回構築したシステムでは、Obbligato IIを技術情報共有基盤にして、アルパインの日本、中国、北米、欧州の主要4拠点を専用線で接続し、グローバルでの分散開発を実現。リアルタイムの情報共有により、納期厳守の徹底も可能になった。また設計変更時に、設計BOMの変更内容を生産BOM原案に自動反映し、さらにこの生産BOM原案を国内外の生産拠点のERPシステムに転送したり、各生産拠点のERPシステムとPDMシステムの連携により設計初期段階からコストを意識した的確な部品選定を行えるなど、ERPシステムと連携することで、グローバル分散開発の課題だった設計部門と国内外の生産拠点間の時間・効率の無駄を解消し、製品開発効率の向上につなげた。

 なおこの事例については、27日から東京ビッグサイトで開催される「設計・製造ソリューション展」の専門セミナーでアルパインが講演を行う。


アルパインが構築したObbligato IIによるPDMシステムのイメージ




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