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ソリッドワークス、3D CADソフトの最新版を発表

[issued: 2007.07.13]

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 ソリッドワークス・ジャパン(東京都千代田区)は、このほど同社の3D CADソフトウエアの最新版「SolidWorks 2008」を発表した。最新版では、設計に集中できるCADの操作性、既存の設計の再利用、設計品質の向上の3つのポイントが強化されている。同ソフトの日本語版は2007年秋に出荷開始する予定。

 この3つの中で特にCADの操作性に力を入れた。SolidWorks 2007から搭載しているSWIFT(スウィフト:SolidWorks Intelligent Feature Technology)に、Instant 3D(インスタント3D)やDimXpertを新たに追加した。

カーソルで触れて設計変更

 Instant 3Dは、キーボードを使わずに画面を見ながらマウス操作だけで、3次元空間上のモデルの作成や変更を行えるようにする。ユーザーは簡単かつ直感的に設計を行える。「設計者がCADツールではなく設計に集中できる環境を提供する」(同社)。マウスカーソルのそばにユーザーが設計に使うであろうコマンドを表示させる機能があるため、ユーザーはマウスカーソルをモデルからほとんど離すことなくコマンドを選び、設計作業を行えるようになった。変更したいモデルの側面や寸法値をマウスカーソルで選び、ドラッグしながら動かして変更できるようになった。


Instant 3Dは、設計者がCADツールではなく設計に集中できる環境を提供する


 これまでは、寸法をキーボードで打ち込んでモデルを変更していたが、SolidWorks 2008では定規で寸法を計りながらモデルを変更できる。例えばフィレットの大きさを変えたい場合、ユーザーはフィレットにマウスカーソルを当て、ドラッグ&ドロップで大きさを変えればよい。

 はじめにどのようなフィーチャー(CADデータに含まれる穴や溝などの形状特徴の情報)を作りたいのかを決めるのではなく、画面をみながら考え、フィーチャーを作ったり、変更したりすることが可能となる。「ノンヒストリベースのCADの操作性とフィーチャーベースのCADの良さを合わせたようなもの」(同社)。例えば、はじめはモデル上にボス(突起)を立てていたが、やはりボスの部分を穴にしたいとなれば、そのままモデル上でボスをドラッグ&ドロップし、穴にすることができる。「この操作を従来のパラメトリックのCADで行なう場合、フィーチャーツリーをたどって作り直さなければならなかった」(同社)。

3次元モデル上に公差入り寸法記入

 DimXpertは、ユーザー側であらかじめ設定してある寸法公差、幾何公差にしたがって、3次元モデル上に公差入り寸法を自動で組みこむことができる。3次元モデルの中で基準平面を指定し、ボタンを押すだけで、加工用の公差入り寸法を記入する。この寸法公差は変更することも可能。また、この寸法入りの3次元モデルから加工用の寸法の入った2次元図面を自動的に作成することもできる。


DimXpertは、ユーザー側であらかじめ設定してある寸法公差、
幾何公差にしたがって、3次元モデル上に公差入り寸法を自動で組みこむ


 さらに、このDimXpertで部品の3次元モデルに組みこんだ基準面の情報と公差情報は、部品を組み立てた場合の部品間の公差解析を自動で行う「TolAnalyst」でそのまま使うことが可能。例えば、軸と穴のはめあいを検証するのに利用できる。

 同社は9月25日に大手町サンケイホールで開催する「SolidWorks World Japan 2007」の中でこの最新版をお披露目する。

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