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DNニュース

2007年09月04日

NECエレ、独Vector社とAUTOSAR準拠の車載プラットフォームを共同開発

 NECエレクトロニクスと独Vector社は、車載用ソフトウエアの標準化団体AUTOSARの仕様に準拠するソフトウエアプラットフォームを共同開発したと発表した。NECエレが自社の車載用32ビットマイコン「V850」シリーズに対応するAUTOSAR準拠デバイスドライバを開発し、Vector社のCAN/LIN対応の通信管理用ミドルウエアパッケージ「MICROSAR」と組み合わせて利用できるようにしたもの。両社は、AUTOSAR準拠のソフトウエアプラットフォームを採用した自動車の生産が2010年頃に始まると見込んでおり、他用途の車載用32ビットマイコンでの展開も進める方針。

 具体的には、NECエレがパワーウインドウやパワースライディングドアなどボディ制御系向けの32ビットマイコン「V850ES/Fx3」29品種に対応するデバイスドライバを開発した。業界標準のソフトウェア開発プロセス「CMMI(レベル5認証済み)」と「SPICE(レベル3認証済み)」を全面的に適用した。Vector社は、このデバイスドライバをMICROSARに基本ソフトウエア・モジュールと併せて組み込んだ。

 AUTOSARは、欧州自動車メーカーが中心となって、アプリケーションの開発負荷を軽減することを目的に03年に設立された車載用ソフトウエアの標準化団体。AUTOSAR準拠のプラットフォームであれば、他社マイコン向けのアプリケーションを容易に移植できるようになる。NECエレは今回のプラットフォーム開発で、V850シリーズでの他社マイコン向けアプリケーションの再利用増加を期待している。

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