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DNニュース2007年09月05日 東芝、第四製造棟の竣工でNAND型フラッシュの生産を加速
完成した第四製造棟(Fab4)の外観
東芝は2007年9月4日、同社四日市工場においてNAND型フラッシュメモリーの300mmウェーハ対応の新製造ラインとなる第四製造棟(Fab4)の竣工式を行い、同年12月から同ラインでの量産を開始すると発表した。携帯電話、音楽プレーヤ、PC、メモリーカードなど、デジタル機器向けにNAND型フラッシュメモリーは需要拡大を続けており、新棟完成による生産能力の増強によって、「2008年にも世界シェアでトップを狙う(東芝 代表執行役社長の西田厚聰氏)」という。
東芝 西田社長
製造プロセスは56nmからスタートし、08年3月以降においては順次43nmプロセスに移行する計画。多値化技術は現在主力の2bit/cell に加えて、「3bit/cellを2008年後半から導入する予定(東芝セミコンダクター社メモリ事業部 小林清志事業部長)」という。今後は、30nm、20nmレベルに向けた微細化技術の開発や4bit/cell技術の確立などについても推進して他社との差別化を図る戦略である。
米SanDisk社Harari Chairman&CEO(左)と 東芝 セミコンダクター社 齋藤社長 現在稼働しているFab1、Fab2、Fab3の生産枚数は合計で20万枚(300mmウェーハ換算)規模で、新棟の立ち上げによって最大で2倍ほどの生産能力を確保することになる。SanDisk社のEli Harari Chairman&CEOは、「Fab4の竣工は完璧なタイミング。新棟によって我々はこれから迎えるフラッシュメモリーのグローバルな需要に応えることが可能である」とコメントした。ただ、旺盛なフラッシュメモリー需要に対して、数年後には生産能力が追いつかなくなる恐れもあり、Fab4の次の新たな製造ラインとして、「2009年頃にはFab5を稼動できるように今年度中にも建設計画について意思決定をする方針(東芝 執行役上席常務 セミコンダクター社齋藤昇三社長)」という。 参考Advertisement
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