2007年09月14日
米国航空宇宙局(NASA)は9月、500℃の環境で動作するシリコンカーバイド(SiC)をベースとした差動アンプを開発した。 従来のシリコンベースのICは、350℃が動作限界で、高温環境下においては数時間も耐えることができない。今回、開発されたICは、500℃の環境で1700時間以上にわたって動作する。高い堅牢性を備えたパッケージに封入され、ジェットエンジンのような高温な場所でも動作することが可能だという。 NASAは、「今後、このようなICによって、ジェットエンジンのセンシング性能や制御性能が向上し、安全性と燃料効率が改善することができる。また、自動車のエンジン部や石油/天然ガスの採掘、高温環境下となる金星の探査ロボットなどにも応用が可能だ」としている。