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DNニュース

2007年09月25日

日本精工、路面3方向荷重を検出するハブユニットを開発

日本精工の路面3方向荷重を検出できるマルチセンシングハブユニット 日本精工の路面3方向荷重を検出できる
マルチセンシングハブユニット
 日本精工は20日、自動車の車輪を支えるハブユニットから路面に対して横、前後、上下の3方向にかかる荷重を検出できるマルチセンシングハブユニットを世界で初めて開発し、自動車メーカーへのサンプル出荷を開始したと発表した。10月24日から開催される「第40回 東京モーターショー」で展示する。

 同ハブユニットの荷重センシング部は、車輪速度センサーと回転リングからパルス位相差を得るV型エンコーダで構成され、従来の車輪速センサー付きハブユニットと同程度ののシンプルな構造を持つ。独自の荷重演算理論を活用して、パルス位相差から軸受で発生した変位を検出し、軸受の剛性特性と照合することで3方向の荷重を演算する。これらの3方向荷重を検出することにより、駆動トルクによる運動制御、車体ロール時の足回り制御、ブレーキ力の4輪最適分配など、自動車の統合制御機能をさらに進化させることが可能になるとしている。荷重検出レンジは、横力が−4kN〜+10kN、前後力が±10kN、上下力が0〜10kN。検出精度は、±5%FS(フルスケール)。周波数レンジは、0〜25Hz、応答遅れ時間は10m秒以下(共に時速80km時)。

 同社は、横滑り抑制やステアリング制御の改善用途に横力を検知できるマルチセンシングハブユニットを開発してきた。2005年に発表した製品は、車輪速センサーの数を4つにして横力センシングの精度向上と前後力のラフ検出を実現していたが、今回の製品ではセンサー数を6つにして路面3方向荷重の検出と、幅広い運動制御に対応した。

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