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DNニュース

2007年10月01日

安川電機、自律走行する軽量品搬送台車をデモ披露

 
安川電機の軽量品搬送台車 安川電機の軽量品搬送台車

 安川電機(利島康司社長)は9月に操業開始した同社汎用インバータの新工場ドライブセンタ(福岡県行橋市西宮市)でこのほど、同社開発研究所が開発中の軽量品搬送台車ロボット“Vビークル”の自動走行デモを披露した。同社開発のエンコーダレス・サーボモーターを採用し、360度どの方向にも走行できる小回りのよさが特徴。規定の走行ライン上を走るだけの搬送ロボットと異なり、タッチパネル上で移動進路を指定するとその場所まで自動で走る。工場内の狭い場所にも入り込んで、作業者の身の回りの助けとなるような作業を想定して設計した。

 同台車は工場内での製造ラインへの供給部品など最大30kgまでの軽量品搬送を自動化する自律走行型ロボット。簡単操作が特徴で、本体のタッチパネルディスプレイで運転コースを選択し、運転開始ボタンを押すだけで、工場フロアの目的地まで2km/時(最高4.2km/時)のスピードで走行する。前方、あるいは後方に障害物が接近すると減速し、障害物に接触するとそこで停止するが、障害物を取り除けば走行を再開する。表示灯の点灯と点滅で台車の状態を知らせるほか、走行メロディを鳴らしながら走る。

 円周方向に小型のローラーをつけて前後左右に可動するオムニホイールを車輪に採用しているため、360度どの方位にも走り出すことが可能で、足周りのよさを実現。同ホイールの駆動系には3基のエンコーダレス・サーボモーターを採用しており、床振動などの耐震性に優れたスムースな走行を実現する。

 自動運転モードに加え、ジョイスティックを使ったマニュアル運転も可能。非常停止ボタンも装備している。サイズは630mm(W)x630mm(D)x1,500mm(H)で、重さ138kg。
(甲斐真一郎)

軽量品搬送台車の走行デモのもよう 軽量品搬送台車の走行デモのもよう
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