同社は、1994年に中央研究所において有機材料の研究を開始。有機ELの実用化に向け開発を進め、04年には小型フルカラー有機ELパネルの量産化およびモバイル商品への搭載を実現している。その後も有機ELを次世代テレビの重要なディスプレイデバイスと位置づけて研究開発を推進。パネルの輝度、色再現性などを向上させる独自の「Super Top Emission」技術や小型パネル量産で培った製造技術などの要素技術を開発し、07年9月にはXEL-1に搭載する自社開発の有機ELパネル「オーガニックパネル」の量産を開始した。
XEL-1の商品設計および製造に際し、同社はこれまでテレビ事業で培った高画質技術やモバイル商品開発で培った高密度実装技術などを結集。高開口率で高いピーク輝度を実現するSuper Top Emission技術の採用に加え、発色性の高い有機材料を独自に開発した。さらには、Super Top Emissionのマイクロキャビティ構造とカラーフィルタによる色抽出技術により高色再現性を実現した。