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DNニュース

2007年10月02日

ソニー、有機ELテレビの発売日を12月1日に決定

 
ソニーの11型有機ELテレビXEL-1 ソニーの11型有機ELテレビXEL-1

 ソニーは1日、11型の有機ELテレビ「XEL-1」を12月1日に発売すると発表した。希望小売価格は20万円。液晶テレビの「BRAVIA(ブラビア)」シリーズに、有機ELテレビを新たに加えることで、新規事業の育成とテレビ事業全体の拡大を図る。また2日から東京および大阪のソニースタイルストアで一般向けに先行展示するほか、同日より開催される「CEATEC JAPAN2007」で展示する。

 XEL-1のサイズは11型(有効画面サイズは251×141×287mm)で、最薄部は約3mmの薄型化を実現している。重量は2.0kgで、消費電力は45W。表示パネルの解像度は水平960×垂直540(画素数)のQHDで、コントラスト比100万:1を実現している。入力信号は1080p,1080i,720p,480p,480iに対応、受信チャンネルは地上デジタル放送(000〜999ch)、BSデジタル放送(000〜999ch)、110度CSデジタル放送(000〜999ch)に対応している。

 同社は、1994年に中央研究所において有機材料の研究を開始。有機ELの実用化に向け開発を進め、04年には小型フルカラー有機ELパネルの量産化およびモバイル商品への搭載を実現している。その後も有機ELを次世代テレビの重要なディスプレイデバイスと位置づけて研究開発を推進。パネルの輝度、色再現性などを向上させる独自の「Super Top Emission」技術や小型パネル量産で培った製造技術などの要素技術を開発し、07年9月にはXEL-1に搭載する自社開発の有機ELパネル「オーガニックパネル」の量産を開始した。

 XEL-1の商品設計および製造に際し、同社はこれまでテレビ事業で培った高画質技術やモバイル商品開発で培った高密度実装技術などを結集。高開口率で高いピーク輝度を実現するSuper Top Emission技術の採用に加え、発色性の高い有機材料を独自に開発した。さらには、Super Top Emissionのマイクロキャビティ構造とカラーフィルタによる色抽出技術により高色再現性を実現した。

 同社では今後、XEL-1の商品化を有機ELテレビ事業の第一歩として、さらなる技術の進化と長期的な事業育成に取り組み、有機EL業界を牽引していくとしている。

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